内陸部と中心部

内陸部と中心部

内陸部と中心部

見慣れたビーチを去って、島の心を知るために内陸部に行ってみましょう。海岸部よりも涼しく、中央の高地は海抜400から600メートルの高さにあります。ポート・ルイス(ポートルイス)の南から始まるこの広大な都会には約40万人が住んでおり、島の約3分の1の人口を占めています。高台では、行ってみたくなるような森や湖、プランテーションが見つかるでしょう。 

見どころ

4つの街、ローズ・イル(Rose Hill)、カトル・ボルヌ(Quatre Bornes)、ヴァコア(Vacoas)そしてキュールピップ(Curepipe)が島の中心となっています。

ローズ・イルの大通りは、日中買い物客であふれており、人込みを気にせずお買い得なショッピングを楽しみたいのなら、行ってみるべき場所です。のぞくだけでも楽しいショップや、地元レストランも数多くあります。

カトル・ボルヌは国際色豊かな街で、有名な市場で交渉しながらお買い物が楽しめる場所です。大通りのショップも、バーゲンに乗り出すには楽しいところです!

ヴァコアの街は、南半球で最も古いゴルフコース、ジムカーナゴルフクラブ(Gymkhana Golf Club)で知られています。地元の人々は、野外の道をランニングやウォーキングしたり、グラウンドでサッカーしたりします。

そしてキュールピップは、モーリシャスで最も涼しい場所。その魅力とともに、島の大切な2つの宝物、休火山のクレーターTrou aux Cerfと貴重な植物のあるボタニカルガーデンをもっています。 

Trou aux Cerfs

モーリシャスで最も有名な休火山です。ここから、モーリシャス島の高台で360度の素晴らしい眺めが見られます。地元の人々は、毎朝5時にここに集まってジョギングします。 

ガンガタラオ

マール・オー・ヴァコア(Mare aux Vacoas)からそう遠くない池Grand Bassin、別名ガンガタラオ(Ganga Talao)。ここはモーリシャスでも珍しい、死火山のクレーターの中に形成された天然の湖で、モーリシャスのヒンズー教徒のあいだで有名な巡礼地です。毎年2月、マハー・シヴァラートリー週間には、何千ものヒンズー教徒が島の全土から何マイルも歩いてここに集まり、Grand Bassinのシヴァ神に贈り物を捧げます。 

ユーレカ「ラ・メゾン・クレオール」、モカ

1830年に建てられたこの歴史的建造物には109ものドアがあり、植民地時代のモーリシャスの富裕層の生活様式を垣間見ることができます。ユーレカハウスレストラン(Eureka House Restaurant)は、美食家の方にもご満足いただけるであろうクレオール料理を提供しています。 

インド移民民族博物館

マハトマ・ガンジー インスティテュート

この博物館は、1835年のモーリシャスでの奴隷制撤廃後に労働者としてやってきた苦力の流入を物語っています。

雀の涙ほどの対価と引き換えに、彼らは競合のない砂糖産業を押し進めました。1909年にインド系移民の流入が集結する頃には、45万人もの人々がやってきていました。

今日、彼らの子孫はモーリシャスの人口の3分の2を占めています。この民族博物館は、19世紀のインド系労働者の日常を細かく伝えています。 

キュールピップボタニカルガーデン

1870年に建てられたキュールピップ(Curepipe)のボタニカルガーデンは、モーリシャスで二番目に大きい植物園です。ここは、いくつかの貴重な木やその他の原産の植物の原産地です。園内に流れる川で釣りをする地元の人々もいます。そして、ナンディアヤシに囲まれた湖もあります。

園内の遊歩道では、遊んだりランニングをしたりしている家族連れや子供たち、手に手を取って歩くカップルが見られます。この場所では、有名な詩人であり画家であるマルコム・シャザルがツツジの花に「見つめられる」体験をし、1947年に「Sens plastique」の題で発表した有名な本を書き始めた場所です。 

バルフォーガーデン

ローズ・イルの姉妹都市、ボーバッサン(Beau Bassin)の静かな郊外にある庭・遊び場は、地元の人々が体を動かし、子供たちが遊び、カップルや家族連れがピクニックをする場所です。美しく穏やかな庭園の中を歩き、新鮮な空気と静かな環境を楽しみましょう。こうした庭に、滝やポート・ルイス(ポートルイス)に流れるグランド・リバー・ノース・ウェスト、そして背景にモカ・マウンテン(Moka Mountain)の美しい景色が華を添えます。 

お出かけ

食事

あらゆる大通りには本格的な中華・モーリシャスレストランがあり、道端やマーケットには、ほとんどいつもスタンドで伝統的インド料理を売っています。一番長い列に並べば、きっとおいしい食事にありつけるはず! 

モカ・マウンテンにのぼる

親指を挙げたサインに見える、この811メートルの高さのル・プス(Le Pouce)の山は、モーリシャスで三番目に高い山で、モカ・マウンテンの一部です。ル・プスの近くには、820メートルの高さのピーター・ボス(Pieter Both)があります。この山は、頂上にバランスよく載っているように見える丸い石が特徴です。これらの山々には、サン=ピエール(Saint Pierre)とポートルイスの両方から登ることができますが、必ず事前に天候を調べ、よく計画を練ってください。ガイドの同行を希望する場合は、アドベンチャーカンパニーを通して予約しましょう。頂上からは、島のほとんどを見渡すことができます。いうまでもなく、そこからの眺めは最高です! 

ティールートを行く

「ティールート(Tea Route)」は、モーリシャスでも必見です。Domaine des Aubineauxから始まるお茶の世界の香り豊かな五感を喜ばせる旅は、リヴィエール・デ・ザンギユ(Rivière des Anguilles)のボア・シェリー(Bois Cheri)の工場に立ち寄り、Domaine Saint Aubinで終わります。 

Institut Français de Maurice

このフランスセンター(旧Charles Baudelaire Cultural Centre)はRose-Hill Police Stationの裏にあり、モーリシャス国内と国外から招待された芸術家のいる、文化的アクティビティができるセンターです。大きな図書館、海外で学びたい学生のための案内オフィス、レストランなどがあります。プログラムはオンラインで確認できます。 

高地ルート

Plaine Champagne

600メートルのPlaine Champagneは、モーリシャスで最も高い、森や湖のある高地です。ヴァコア(Vacoas)やキュールピップ(Curepipe)から車で出発し、大きな池マール・オー・ヴァコア(Mare aux Vacoas)を目指し、神聖なガンガタラオ(Grand Bassin)を訪れましょう。Pétrinでは、Macchabée Forestでハイキングをし、Mare aux Joncsの滝を通ってメア・ロング(Mare Longue)池を通ってPétrinに戻りましょう。もっと歩きたい、車の運転手はいる、という人は、Gorgesに歩いて下り、ブラックリバー(Black River)で運転手と落ち合いましょう。同じ道を自転車で行くこともできます。

それはちょっと大変だと思う方は、Bassin Blancの保全された自然か、道の途中の様々な絶景ポイントを訪れましょう。新鮮な空気を吸い、南部と東部の美しい眺めを楽しみましょう。野生の猿に出会えるかもしれません。3月と4月には、道のわきにある茂みから赤や緑のおいしいグアバを摘みましょう。

Plaines Champagneのルートでは7色の地面をもつシャマレル(Chamarel)やル・モルヌ(Le Morne)にも続いています。

ラム工場

La Rhumerie de Chamarelは、所有する近くのサトウキビ畑からの材料でラムを蒸留しています。おいしいラムや様々なラム種類を作るのに使われた印象的な銅の釜を見に行きましょう。現地で試飲して、お気に入りを探しましょう。蒸留所で直接購入できます。美しいロケーションの中で、美味しい食事を提供するレストランもそこにあります。一日の終わりに、エキゾチックなラムカクテルを飲んでみては? 

シャマレル村のレストラン

シャマレル村には、立ち寄って美味しい地元の食事を食べることができる小さな家族経営のレストランが数多くあります。

七つの滝

F7つの滝での楽しいハイキングや急流下りはいかがでしょう。安全のために、絶景の中で動植物や野生動物を見ながら大いに楽しめるよう、プロのガイドの同行を頼むのが最善です。 

ショッピング

国内や海外の市場向けの衣料品生産者がモーリシャスには数多くあります。価格はお手頃、高品質です。あらゆる年齢やサイズの方にあった色やスタイル、ブランドがそろっています。衣料品と同じく、電化製品やジュエリー、人気ワインやウィスキー、靴、アクセサリー、アートや工芸品、絵画、本など、あらゆるものがお買い求めいただけます!モーリシャスでお買い物を楽しみましょう!